あけましておめでとうございます!

パルクール・フィットネスコーチの柴田です。
2020年はこれまでに経験したことがないほどの困難な状況となりましたが、みなさまのお力添えと、励ましのお言葉に助けられ、乗り越えることができました。本当にありがとうございました。新型コロナウイルス感染症への対応は、現在進行形で続いていますが、自分にできることを精一杯やっていくつもりでレッスンの質の向上に邁進していきたいと思っています。

本年の目標

として、2ヶ月に1回以上のペースで、みなさんのメリットとなる何らかの変化を実施していきます。

第一弾として、1月に新しいYouTubeチャンネルでの動画配信を開始いたします。
第二弾として、2月からパルクールクラスの内容の調整をした上で、一部クラスの統合をさせていただきます。詳細は数日中に発表いたします。

これ以降の計画については、お伝えできる段階になったタイミングでご報告させていただきます。また、これ以外にも、みなさんのお役に立てる形でブラッシュアップを続けて参ります。

運動に対しての向き合い方

僕は継続して行っている運動すべてを、生涯を通して楽しめる遊びやトレーニングという立ち位置で実践しています。もともと運動が苦手であるということに加えて、手関節の先天的な異常、過去のスポーツによる後遺症を抱えた上で、人並みに運動を楽しみ続けたいという想いがあるためです。息トレはもちろん、パルクールも40歳、50歳、60歳…と何らかの成長を続けていきます。そのためには、若さゆえの回復力や耐久力で何とかなっているだけの動きを見極め、治していく必要がありますし、一時の喝采のために無理を重ねることはできません。これはパフォーマンスを否定しているわけではなく、僕の向き合い方がコレという話です。
ちなみに、パルクールを始めてからの方が運動強度そのものは高くなっていますが、軽い怪我をすることはあれど、それによって運動や日常生活に影響が出る後遺症はひとつもありません。これは運動への…というより、動作一つ一つに対する向き合い方が変わった影響が大きいと思っています。

パルクールについてはプロアスリートでもパフォーマーでもありません。パルクールというトレーニングカルチャーを愚直に実践している一般的なトレーサー(パルクールの実践者)です。そして、多くの方に本来のパルクールを知ってもらい、長く楽しんでもらいたいという想いからインストラクター・コーチという立場で活動しています。パルクールは派手で見栄えの良い瞬間ばかりが取り上げられがちですが、パルクールという氷山の一角でしかありません。その裏にある見えていない部分がとてつもなく大きいんです。パルクールは動きに本質があるのではなく、動きを通して本質に近づき、感じ取り、自分なりにかみ砕いていくことが重要です。その過程で自分や他者の考え方を知り、糧としていき、成長に繋がっていきます。今後も、運動としての側面だけでなく、考え方や精神性、社会性も含めた「パルクール」という文化そのものを伝える事に重きを置いて、このトレーニングカルチャーに関わっていきます。

息トレ※については、既存のトレーニング方法や治療行為への疑問から、独自に発展させたトレーニング方法です。ストレートネック・猫背・巻き肩・反り腰といった姿勢の悪さ、そこからくる肩・腰・脚・ひざのコリや痛みで悩んでいるすべての方の日常を、このトレーニングを通して、少しでも楽にできればと思っています。本当の意味で、誰でも気軽にできるトレーニングにして、既に効果は上がっていますが、効果・手軽さ・応用性等々を順次改善し続けています。作ったものを磨き上げて、より価値のあるものにしていくことが、みなさんのためになると考えているので、今後も継続していきます。体の調子でお困りのことがあれば、ご助力できるかもしれませんので、まずご質問いただければと思います。

最後に

2021年はパルクールと息トレの2本を柱に、みなさんのお役に立てるコンテンツを提供していきます。
本年も、変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします!

※息トレを簡単に説明すると、「姿勢や動作を整える体の使い方そのものを呼吸で強化してトレーニング効果を持たせ、習慣化も行える方法」です。某ロング何とかダイエットとは全く違います。「運動習慣がない人でも、日常生活レベルで最低限の筋力・姿勢維持と動作改善ができる方法はないか?」と考えて、検証して、改善して、無駄を省いて…と繰り返していたら、見かけで何をしているか分からないレベルまで要素を絞り込むことができました。姿勢や動作の習慣化や根本的な改善、それによるNEAT増大といった人体の基本的な運動機能への介入が本質となるため、既存のトレーニングに併用すると動作の安全性をや効果を高めることも可能です。日常生活レベルの行動で体を壊すような要素はほとんどないと思っている方が多いのですが、大間違いです。僕自身もそうでした。でも、ちょっとした使い方の違いで、関節や筋肉へのダメージは格段に変わります。これを知らないまま生活していると体を壊し続けてしまうので、そうならないための、既になっている方はそれを改善するための方法になります。