この記事はこんな方におすすめ!

・パルクールに興味がある。
・パルクールをできるか不安がある。
・安全に取り組む方法を知りたい。

1.パルクールのイメージと現実

「パルクール」を映像などで見たことがある方がまずイメージするのは、リスクの高い派手な動作をする危険な運動というところでしょうか。Dojoの教室や体験に来て下さる多くの方も最初は似たような印象を持たれていますが、みなさんが映像で目にしているのはLv70…80…90…のパフォーマンスです。他の運動で例えると、競技タイプの世界大会やプロクラスの動作になります。

野球をやったことがないのにメジャーリーグのバッターボックスに立ちますか?
テニスをやったことがないのにフェデラーと対戦しますか?
10㎏のダンベルですらトレーニングしてないのに150㎏の重量挙げをやりますか?

たぶんどれも「ない」ですよね。身近なものならイメージが付きやすいのですが、マイナーであるがゆえに全体像が見えないケースが多くあります。実際のパルクールは地味でリスクの低い動作から地道に身体能力・精神力・考え方を育てるトレーニングです。あらゆる動作をレベル1からスタートして、安定してできるようになったら次のレベルに上がることを繰り返し続ける修行とお考え下さい。1歩で届く距離・階段くらいの段差・ただの平面等々、簡単で安全な環境からスタートして、できる事が増えた分レベルアップしていくのがパルクールというトレーニングです。

2.宙返りは必要なのか?

パルクールは宙返りできないといけないんでしょ?という疑問を持たれる方も多いのですが、「やった方が良いけど、やらなくても全く問題ないこと」です。パルクールにおいて、あらゆる動作は必要とかやりたいと思えば覚えるし、必要でないと思えば覚えないという程度のものです。宙返りは見栄えが良いのでパフォーマンス的に必要だからとか、純粋に楽しいからやりたいから覚える人が多いという感じです。自分の動作に欲しい要素を積極的に自由に取り入れる姿勢がパルクールの考え方です。「○○という名前の動作ができたら・必要なのがパルクール」みたいなレッテル貼りは、自分にとっても他人にとっても邪魔になってしまいます。

3.運動能力は高くないといけないのか?

普通に歩く、立つ、座る、地面に手を着く程度ができれば十分だと思います。先述した通り、パルクールはトレーニングです。トレーニングは自分をより良い状態にするために行うものなので、最初から必要な能力が揃っていたらトレーニングしなくて良いということになります。いきなりプロみたいな動きをしたければ相応の能力が必要になりますが、これを読んでいるのは知識も経験も無いか浅い方が多いと思います。であれば、最初から激しい運動をするのではなく、緩慢で負荷の少ない動作から段階的に経験を積んで、自分の能力を知っていくことから始めましょう。自分の現在地を確認する中で徐々に身体機能が高まっていきますし、「○○が足りないな」と感じたらそこを伸ばせばOKです。

とはいえ、具体的にどんな事をしたら、どう取り組んだら良いかわからないという方もいると思います。日常生活の範囲で1つ例を挙げるとすれば、階段の端に足の先(土踏まずより前)をかけて階段を昇り降りするみたいな動作です。バランスを取りながら、正確に足を置いて、下半身全体と体幹の安定性を鍛える動作になります。Dojoでは運動が苦手な方でも取り組めるパルクール教室を実施していますので、興味がある方は一度体験におこしください。

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〇パルクール定期教室

知立市上重原町(月曜日)、岡崎シビコ(水曜日)、ウイングタウン(土曜日)に実施中!
岡崎市、安城市、知立市、刈谷市、豊田市、豊明市、幸田町、蒲郡市近辺の方にご利用いただいております。

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