この記事はこんな人におすすめ
パルクールについて色々知りたい
パルクールをこれから始めたい
自分にあった運動方法を探したい
1．パルクールという運動方法
パルクールは「歩く、バランスを取る、跳ぶ」のような単純な動作から、「登る、降りる、乗り越える、回る」のような複雑な動作まで、幅広い動作を通して体と心を鍛えるトレーニングです。「こう動かなければいけない、こういう動作ができなければいけない」というルールはありません。しかし、「〇〇ができないまま挑戦したら怪我をするからAはしない、Bは必ずする」みたい最低限の安全確保をあらゆる状況で行います。なので、動きに関するルールがあるとすればこの1点だけです。逆にここができていない無謀な挑戦はパルクールとは呼べない何かになります。
また、パルクールを実践する個人の嗜好・背景・目的によって、一般的なスポーツからマイナースポーツまで使いたいと思った要素は何でも取り入れるのも特徴です。やることの幅が無限に広がっていくので、100人いれば100人違った形のパルクールが出来上がる可能性があります。こういった特性から陸上で行われるほぼすべての動作を含む移動技術ともいえます。
2.パルクールのメリット
パルクールを通して様々な能力を向上させることができます。
①運動能力・身体能力向上
②安全や危険に関する能力
③思考力・想像力
④注意力・集中力
⑤創造力と他者を受け入れる視点
⑥自己肯定感が高まる
他にも色々ありますが、身体的能力だけでなく知的能力も含め多種多様な能力が育つのがパルクールの魅力です。そんなパルクールのメリットを5,6回くらいに分けて紹介していきます！
3.運動能力・身体能力向上
今回は運動能力と身体能力について紹介します！パルクールはプロスポーツ選手のオフトレーニングに採用されることもあり、投球の安定感が高くなったと言っているプロ野球選手もいます。しかし、パルクールでは投げるトレーニングなんてほぼしません‥！何故そんなことが可能なのでしょうか？
3-1.ある意味、究極の基礎トレ
あらゆる運動についてまわる「移動」を様々な動作を通して行うので基本的な運動能力が向上します。が、パルクールは特定の状況に特化して力を発揮するものではありません。あらゆる状況で発揮できる適応的な力・技術・精神力を手に入れることを重視します。「動」と「静」両方の安定感を求められる上に、動きの繋ぎを滑らかにするためにあらゆる手段を使うので、効率的に動くための基本技術の塊となっています。パルクールで培った移動技術や安定感が他の分野でも活かされるのは、この辺りが要因なのではと考えています。なので、純粋な運動能力や感覚のベースラインと応用力が高くなるトレーニングと考えていただければと思います。
3-2.汎用性の高い体づくり
3-1で紹介した要素を満たすために、筋力と同時に全身を連動させつつコントロールする能力を高めていきます。体幹部の安定性・四肢の位置を自在に調整する能力・自分の体重を手足で支える能力等々…様々な基本動作をするだけであっても、姿勢を保つには眠っていた筋肉を使わざるを得ないので、かなりお手軽に、本当に全身を使う運動になります。
身体能力が足りていないと感じたとしても、筋肥大のためのトレーニングの様な使用部位が偏ったり、極端な負荷をかけるトレーニングはあまり行いません。筋力と動作の両面から上乗せしたい部分を強くするという考え方をするので、不要な筋トレはせずに済みます。新しい部位を使えるようになると、特定部位のオーバーユースの回避にも繋がるので、動作の安全性を高める効果も期待できます。
こういった特性のおかげか、習慣的に継続している人ほど男女ともに体が引き締まって細身な人が多いです。特にバランスを取る動作は「体を引き締める」ものが多いので必然的にそうなるのかもしれません。痩せようとしたからではなく、楽しめる動きをやっていたら勝手にそうなったという感じですね。
4.動作を鍛えて体づくりをしましょう
パルクールの肉体的な部分について紹介してみましたが、何となくイメージをつかんでいただけたでしょうか？平面であってもバランスを保って立つとか歩くのは意外と難しいので、パルクールは運動の基礎の基礎を当たり前にできるようにするトレーニングとも言えそうです。体づくりというのは体力や筋力の向上だけでなく、「動作も含めた身体機能を適切に使える能力を身につけること」だと考えています。パルクールやコア・ブリージングはこういった体づくりに向いているので、興味がある方はぜひ挑戦していただければと思います！
—–Dojoの運動教室—–
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岡崎シビコ、ウイングタウン、知立市上重原町で開催中！
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月・火・木・金・日の希望時間で対応します。
※レッスンまたはイベントがない時間に限ります。
