どうも、柴田です。
一部ではありますが、ようやく教室再開の目途が立ちました。が、今後も動画やブログの更新を続けていこうと思います。
今回は、体の使い方でバランスの安定性を上げる方法です。

ポイント1.ゆるやかなヒザの曲げ伸ばしで調整する

急激なヒザの曲げ伸ばしで上下動が起こると、非常に不安定な状態になります。バランスの移り変わりに合わせて、ヒザを動かすことで体のブレを吸収してあげましょう。

ポイント2.おへその上~下腹部に力を込めて胴を固定する

ただお腹に力を入れるということではありません。腹筋の中でも体の奥の方にある腹横筋という部分を使って、胴体が大きく倒れたり、曲がらないように固定します。
力の込め方はドローイングという方法で感覚を掴めるのですが、バランスで使うのはアレンジ版になります。通常のドローイングだと動作中に姿勢を安定させる効果は薄いです。やり方は動画で説明しているので、僕のYouTubeチャンネルをみていただければと思います。

ポイント3.リラックスする

これは意識と体の問題が半々になりますが、ある程度の振れ幅を許容してバランスを取るという感覚です。
実際に体感してもらった方がわかりやすいと思うので、ちょっとだけでいいので試していただきたいのですが。

「目をつぶったまま、片足立ちで全くバランスがブレない様にする」

つもりでバランスを取ってみてください。10~20秒くらいでいいです。

どうでしょうか?揺れが出ないことを意識すると、わずかな揺らぎでも安定させるために体のところどころに強く力を込めて止めてしまう。で、安定したと思って力を抜くとまたバランスが崩れそうになって…というループに陥った方もいるのではないでしょうか?振れ幅を許容しないという意識が働いてしまうことで、心も体も緊張して、動作や対応の柔軟さが失われてしまうのが原因かと思います。ゼロを維持するのは思った以上に大きな力を使いがちということです。

なので、小さな力で小さな揺れをコントロールする癖をつけていきましょう。例えば、

・安定のど真ん中をゼロだとしたら
・揺れがプラスかマイナスで10を超えるとバランスが崩れてしまう
・だったら、マイナス5~プラス5の間で行ったり来たりしてみよう
・使う力は、全力が100だとしたら20~30以内

という感じで、ここまでならズレてOK!な基準を自分の中に作ってしまいます。この数字はあくまで僕が調整するときのイメージなので、自分の中でちょうどいい感覚に当てはめてみてください。
慣れない方はポイント2の呼吸を維持するために強い力を使うことになるかもしれませんが、そこは少しずつトレーニングを積み重ねて調整できるようにしてください。

バランストレーニングをお勧めする理由

バランストレーニングは、体幹トレーニングになると同時に、平衡感覚・集中力・自己観察等…様々な能力を同時に鍛えることができます。ウォームアップや隙間時間で行う運動として取り入れてみても良いのではないでしょうか?後日、新しい動画でバランストレーニングを紹介しますので、気になる方は是非チェックしてください!

ではでは!